以前、紹介したことがある検定合格塾オリジナルの直前対策法ですが、もう一度詳しく説明します。
特に忙しい生徒さんに効果があるということと、英検®だけでなく他の試験などにも応用が利くのでおススメです。
ただし、だからといって4日前まで何もしないというのは良くありませんよ!
4日前になって諦めてはいけない、諦める前にやるだけやろうよ!という意味ですからね。
マリコ様勉強法
英検®の申し込みをして「よし、やるぞー!」と思ったのは事実。
しかし、その後あれやこれやで日が過ぎて「これじゃいけない」と参考書を購入したのが2週間前。
その参考書もそのままろくに開きもしないうちに、受験票が届き「あと1週間!こんどこそ頑張るぞ」と気を取り直す。
ところが、ふと気が付いたらあと4日しかない。
「さすがにもうムリ。今回は諦めるか...」
なんてことになってませんよね。
中には受験票が届いて「あぁ、そうか英検®申し込んだんだっけ」って、今さらながら思い出す猛者もいたりします。
諦めることはありませんよ。
いいじゃないですか、あと4日間しかなくたって。
良い方策を紹介しますので、やれるだけやりましょうよ。
検定合格塾がおススメするのは、4日間の間ひたすら2つのことだけを集中して実施することです。
それは英検®1次試験の合否を大きく左右するリスニングテストとライティングテストの対策です。
この2つを徹底的にやりきりましょう!
試験に出る単語みたいなものや何日間完成のような学習法ありますよね。
斜め読みやつまみ食いしても時間の無駄ですから止めた方が良いですよ。
その時に勉強した気になるだけで、頭には何も残らず、英語力は何一つ変わりませんから。
その1:リスニング音声の完コピ
いつの過去問のリスニングテストでもよいですから本番の音声を6回分入手しましょう。(過去問付属のCDなど)
リスニングテストの音声を速度、発音、抑揚、イントネーションなど含めて完全にモノマネします。
それこそ完璧にコピーするのです。
数回ではできないかもしれませんが、どんな人でも数十回やればできるようになります。
英語が嫌いな人、英語が苦手な人、「どんな人でも」です。
ウソだと思っていただいたって結構です。
騙されたと思ってやってみましょう!
できるようになるかどうかはやる気だけなんです。
いざ本番のリスニングテスト
完コピできたら別の世界が見えてきます。
ホントです、ハンパないですって。
あれほどチンプンカンプンだったリスニングの問題がスーッと耳に入ってきますヨ。
感動しますから、自分で自分に期待していてください。
さらにこの特訓は英検®の2次試験対策にも効果を発揮するんです!
どんな風に?
それは2次試験の「マリコ様勉強法」でご紹介しましょう!
その2:ライティングテスト模範回答の暗記
過去問を入手してライティングテストの模範解答を暗記しましょう。
6回分を全て暗記して書けるようにします。
できれば6回分だけでなくできるだけ多くの模範回答を集めて暗記したい所ですが、まずは6回分を完璧にしてください。
チラシの裏や要らないカレンダーの裏など使って、徹底的に頭と指に叩き込みましょう。
いつでも、何も見ずにさっと書けるようにならないとダメですよ。
それができたら、英検®試験本番ではどうなるでしょうか?
いざ本番のライティングテスト
本番では、過去問とそう違わない似たような問題が出題されているハズです。
書き出しから構文、文章と文章のつなぎ文句など覚えた模範解答から引用(つまりコピー)して書きましょう。
ハッキリ言って、頭に入っている過去問と本番の出題の違う部分の単語だけ入れ替えれば良いのです。
それはどういう意味かは、6回分を頭に入れた人なら「あぁ、なるほど、こういうことか」とわかるハズです。
気になる制限文字数も、特別意識しなくとも知らず知らずに適切な文字数になっているハズです。
そんなの試験テクニックであって勉強にならない...と思いますか?
とんでもない、英検®のライティングテストの模範解答は自分の意見や意思を表明して、それを裏付ける理由や補足の説明をするもので、
海外で外国人と自分の意見を述べたり、議論したりする場合のキホンの「キ」なのです。
この基本ロジックが知らず知らずのうちに頭に染み込むのですからサイコーの学習法なのです。
なぜマリコ様なのか?
名前は4日間で頑張るというところから命名しました。
本当は生徒さんのウケ狙いだったのですが、少し年月がたってしまっていて最近は「マリコ様って誰?」と聞かれてしまいます。
マリコ様とは、元AKB48で「神セブン」の一人である篠田麻里子さんのことです。
篠田麻里子さんがAKB48に参加する条件が、4日間で指定された12曲の歌と振りを全て覚えるということだったそうです。
睡眠もろくに取らずに頭と体に叩き込んだという、DVDやテレビなどでも取り上げられたことのあるエピソードなのです。
その根性を見習いたく「マリコ様勉強法」と命名した次第です。
完璧に覚える英検®の問題の分量もマリコ様が覚えた12曲にちなんでリスニングテスト6回分、ライティングテスト6回分の合計12回分です。
奇しくもこの12回という分量、しっかり効果が期待できて、苦労と努力のやりがいもあって、まさに最適なボリュームなのです。
明日も晴れたらいいね💕 pic.twitter.com/x0bHdVRGJp
— 篠田麻里子 (@mariko_dayo) 2017年10月18日
検定合格塾で「マリコ様勉強法」を商標登録して、リアル検定塾を全国主要都市で展開できたら篠田麻里子さんご本人に講演を依頼しますぞ。ご期待あれ!
なぜ4日間なのか?
あまり深い理由ではないのですが、まず言えることは4日間あれば何とかなるということです。
やる気があれば、ですよ。
それと4日間くらいなら、大抵のことは犠牲にして、あるいは先延ばしにして英検®受験のみに集中できるということです。
さらにもう一つ、4日間くらいなら「頑張るぞー!」のモチベーションが何とか持続できるということです。
これが3日間以下では12回分の過去の出題をしっかり頭に入れるには短すぎます。
また5日以上や1週間では息切れしてしまい「やーめた」とか「もういいや、好きにしてくれ」と続かなくなってしまうためなのです。