検定合格塾で、1次試験合格者向けにひらくサービス講座「2次試験対策」の内容を先行公開します。
まず受講生の皆さんに1次試験についての簡単なアンケートを記入していただきます。
これは検定合格塾での今後の指導要綱作成への大切なインプット情報として扱わせていただきます。
次に講座ですが、準1級の方もいますが、ほぼ2級・準2級・3級の受講生の方が対象になります。
座学集合形式で行います。
ゆくゆくは、受験級別に分けてやりたいと思います。
2次試験対策講座
ご存知の人もいますが、最初に検定合格塾伝統の儀式があります。
ロールプレイです。
最初に各受験級別に2次試験の流れを説明します。
そして、会場の席を各受験級別に移動してまとまってもらいます。
ロールプレイ!
2人1組でペアを組んでもらいます。
この時は、強制的に知らない人同士でペアになってもらいます。
そして問題カードを配り、試験官役と受験者役を演じてもらいます。
もちろんガチですよ!
①:試験官の自己紹介と、受験生自己紹介
②:試験官が問題カードを渡して、説明して、時間を測ります。
③:受験生が音読します。
④:試験官がパッセージついて質問します。
⑤:受験者が答えます。
⑥:試験官がイラストについて質問します。
⑦:受験生が答えます。
試験官は台本通り読めばよく、受験者の答えを採点しなくとも良いです。(予行演習なので)
次に、別の問題カードで試験官と受験生の立場を入れ替えてもう1回やります。
スラスラできる生徒さんもいれば、シドロモドロで汗びっしょりの生徒さんもいます。
それはそれで良いのです。これからが勝負ですから。
このロールプレイをすると生徒さんたちの表情が一気に引き締まります。
最初会場を包んでいたにこやかな雰囲気が、ピンと張りつめた緊張感に変化します。
こちらも背筋が伸びる瞬間です。
2次試験の傾向と対策
次に各受験級の2017年第1回の出題を例に答え方を具体的に説明します。
こちらは各級別のサイトで別途説明を掲載していきます。
まずは第0回から参照してください。
現状のところ各級とも従来のジャンルを踏まえて練り込まれた出題がなされています。
つまり過去問を十分にこなしていれば、それほど無理なく満点回答が可能なのです。
そのことを具体的に説明しています。
試験日までの1週間の準備
最低でも6回分、できれば過去問を使って12回分の問題と模範解答を完全暗唱します。
模範音声を発音だけでなくアクセントのつけ方や抑揚など完全コピーします。
1日2回分、6日の間に口からスラスラ出てくるように覚えるのです。
月曜日:新規2回分暗唱。
火曜日:新規2回分暗唱、月曜日の2回分復唱。
水曜日:新規2回分暗唱、月曜日と火曜日の4回分復唱。
木曜日:新規2回分暗唱、月曜日から水曜日の6回分復唱。
金曜日:新規2回分暗唱、月曜日から木曜日の8回分復唱。
土曜日:新規2回分暗唱、月曜日から金曜日の10回分復唱。
日曜日:本番
それだけ?
そう、それだけ。
きちんと12回分頭に入った人は、本番では驚くほどスラスラ英語で答えることができるハズです。
まぁ、騙されたと思ってお試しあれ!
過去問が手元に無い人は、10回分の2次試験対策本をお勧めします。
2次試験のべからず集
過去問の完全コピーができている人には、そういうことがないと思いますが2次試験で絶対にしてはいけないことが2つあります。
①:沈黙は金ではなく禁!必ず英語で何か言いましょう!
試験官が諦めて次の問題に移ったらアウトです。
考えている間もウーとかアーとか、できれば”Let me see.”とか言いましょう。
沈黙でなければ10秒くらいは待ってくれます。
②:日本語を口にしてはなりません。
苦し紛れに日本語で言い訳したくなる時もあるかもしれませんが、英語のスピーキングテストに日本語は厳禁です。
試験会場に入ったその瞬間から、日本語は忘れてしまいましょう。
この2つに比べたら、発音があやふやとか、緊張して声が小さいなど大したことがありません。
試験前日について
試験会場が初めて行くところであれば、当日の移動時間を含めて再確認しておきましょう。(下見ができればベストです)
必ず持ち物を最終確認して、全部準備してから寝ましょう。明日に先送りは絶対ダメです。
特に上履きは忘れがちなので要チェックです。
家の人に送迎してもらう場合は、必ず時間の余裕をもって家を出てもらうようにしてください。
余裕のない時にこそ、交通事故による渋滞などまさかのことが起こります。
試験当日について
早めに会場に到着して、受付の様子を見てタイミングを計りましょう。
受付開始後の数人後に受付をしましょう。
1番最初だと、試験順番も最初となり要らぬ緊張を強いられます。
最後に
2級・準2級・3級の1次試験に合格された生徒さんは、それぞれに基礎英語力が認められています。
よほどのことがない限り合格できると思っていて大丈夫です。
それは、これまでの先輩たちの残してきた合格率が物語っています。
でも、もっと英語を勉強してみようと思うためにも、しっかり試験対策をしておきましょう!